つながりの思考から事業や活動を生み出す。全国リーダーズ研修会乙川分科会開催レポート
11月26日(水)~30日(日)にかけて開催された、日本商工会議所青年部(日本YEG)さんによる全国会議「第43回 全国リーダーズ研修会 愛知岡崎会議」の中の分科会の企画と当日の講師をONE RIVERにて担当させていただきました。
依頼があったのはさかのぼること約1年前。日本YEGの全国的な会議を岡崎で実施するにあたってQURUWAエリアの取組みや乙川を中心としたかわまちづくりの活動を岡崎の特徴のひとつとして捉え分科会というかたちで発信していきたい。という担当の方の熱量に押され、ONE RIVERとして乙川をテーマにした分科会を企画することになりました。
当日は「川とともに暮らす まちなかの大自然「乙川」から学ぶ公共空間活用」というタイトルにて分科会を開催、前半は岩ヶ谷が講師を担当し、これまでの乙川での取組みの様子やONE RIVERのコンセプト等を紹介する講演会、後半は「ONE RIVER的思考から、まちとのつながりや事業の強みを発見しよう!」というタイトルにてグループに別れてワークショップを実施しました。
後半のワークショップでは乙川流域で感じることができる、木・水・石・米の4つの自然の「風景写真」とそれらをテーマに実施するONE RIVERの「活動写真」の2種類の写真を用意し、それらの自由な組み合わせから、見えないつながりから事業や活動を生み出すONE RIVER的思考方法を実践するプログラムを実施しました。正解もはずれも無いワークショップに、普段は合理的な判断を求められることが多い経営者の皆さんは、はじめは困惑しつつも、すぐにコツを掴み、写真の中から課題を見出し、それらを事業・活動として解決をはかるという実践的なアイデアをたくさん披露いただく場になりました。
なんのために事業を行うのか?そんな根源的な問いを考えるワークショップを川から着想を得ながら実施することができました。企画の実現にあたって、一緒に楽しみながら寄り添ってくれた岡崎YEGの皆さまには感謝しかありませんし、私たちにとってもまた一つ楽しみなプログラムを生み出すことができました。貴重な機会をいただきありがとうございました!(岩ヶ谷)