下山小学校の田植え交流会で「となりの田んぼ」の取り組みを紹介させていただきました
2025年5月14日(水)岡崎市立下山小学校にて、名古屋市立川中小学校との田植え交流会が開催されました。本交流会は、中山間地域に暮らす子どもたちと都市部に暮らす子どもたちとの交流を目的に、名古屋錦ロータリークラブのご協力のもと継続して実施されている事業で、今年で記念すべき20回目を迎えました。当日は、川中小学校の4年生27名と下山小学校の全校児童19名が参加し、初夏の田んぼで田植えを体験しました。
教頭先生からご依頼いただき、この田植え交流会の午後から行われる講演会にて、「地域を好きになるまちづくりと写真について」というタイトルで、下山学区で行っている「となりの田んぼ」のプロジェクトと、私が行っているまちづくりの仕事や写真についてお話をさせていただく機会をいただきました。私自身が、自分の身近にある暮らしに貢献できる仕事がしたいと、まちづくりの世界に飛び込んだことや、写真を撮ることでまちに貢献しているという実感を得られたことをお伝えしました。
下山学区で行っている「となりの田んぼ」の紹介では、地域の魅力や課題、そしてこれまでの取り組みを共有しながら、子どもたちに「このプロジェクトを続けていけば、地域の課題は解決すると思いますか?」という問いかけを行いました。多くの子どもたちは「そう思わない」と手を挙げてくれましたが、それでもこの活動を通じて地域を好きになってくれる人が一人でも増え、自分で田んぼをやってみようと思う人が一人でも現れたら、この取り組みには大きな意味があるのではないか、と伝えさせていただきました。後日、授業に参加していた子どもたちや親御さんから声をかけていただき、となりの田んぼの存在や目的を、地域の方たちにも知ってもらえてとてもありがたかったです。
下山小学校の皆さま、そして名古屋錦ロータリークラブの皆さま、今回はこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。(山田)
