4月27日(日)に乙川河川敷で「第1回オカザキリバーサイドリレーマラソン」が開催されました。ONE RIVERでは、企画や当日の運営をお手伝いさせていただきました。毎年秋に開催している「オカザキリバーサイドマラソン」から派生したイベントで、大会の最後に乾杯をみんなで楽しもう!と、リレー部門に特化した大会として初開催しました。
今回の記事は「オカザキリバーサイドマラソン」を立ち上げ「オカザキリバーサイドリレーマラソン」を中心的に運営している伴さんに大会への想いや当日の様子をレポートしていただきました。ぜひお読みください。(石原空子)

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「ランナー全員でここでカンパイしましょう!」

2019年から毎年秋に開催している、オカザキリバーサイドマラソンですが、今回、新たに春開催のオカザキリバーサイドリレーマラソンを企画しました。

はじめに、オカザキリバーサイドマラソンが生まれた背景を書かせていただきます。
2016年、僕が岡崎に引っ越してきた当初、自分がランニングをする場所を探していました。自然な流れで、乙川河川敷にたどり着きそこが自分のお気に入りのランニングコースに。川とまちが溶け合う場所で、朝には日の出もみえるし、夕暮れ時にも最高のロケーション。河川敷が整備されて、夜のランニングにも優しく夜景も文句なし。いろんな表情を持つこの場所で走る習慣は豊かな日常だと感じました。
もっとこの場所にランニングやジョギングに訪れる仲間が増えたらいいな、と思い、ランニングに興味を持っている仲間に声をかけて毎月一緒に乙川でのランニングを始める等の活動をするなかで「いつか乙川でランニングイベントを開催したい」と声に出したところ、、、それまでにはなかった、地域や会社の外の人達とのつながりが生まれ、乙川での活動をサポートしているONE RIVERの岩ケ谷さん、東海地方で数多くのランニングイベントを開催しているランコレクションの竹中さんと知り合い、そこから怒涛の勢いで2019年に第1回オカザキリバーサイドマラソン開催に至りました。

当初から「乙川で走る。ということを日常に溶け込ませたい」という思いでオカザキリバーサイドマラソンを開催してきました。この大会で、乙川で走る心地よさをたくさんのランナーに体験してもらうことはできましたがせっかく参加してくれたランナー同士がより一体感を感じることができたらいいなと考えていたところ、「ランナー全員でここでカンパイしましょう!」というアイデアにつながり生まれたのが今回実施したオカザキリバーサイドリレーマラソンです。リレーマラソンという形式は、チームでタスキをつなぎ、周回コースを制限時間の中で何周走れるか?というもの。つまり全チーム、スタートだけではなくゴールの時間もほとんど一緒。ゴール後に参加者全員が集まることができます。その特性を生かし、大会のテーマを「ここでともに走る。」とし、大会中はみんな必死なので余裕はないかもしれませんが(笑)ゴール後、達成感が最高潮の瞬間に、夕暮れの乙川で全員でカンパイできたら、きっと心からお互いを称えあうことができるはず。と思い、「ランナー全員でここでカンパイしましょう!」と呼びかけ、オカザキリバーサイドリレーマラソンを開催しました。

そして迎えた2025年4月27日の大会当日、参加していただいたランナー達のスタートでの緊張感、ゴールの瞬間の達成感に満ちた表情、そしてゴール後のカンパイ!の一体感は自分が想像した以上のものでした。
今後も「やっぱりここって最高のランニングスポットだよね」と思えるきっかけを作っていきたいと思います。

オカザキリバーサイドマラソン実行委員 伴崇史














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