【中秋の名月】桜城橋月待会に行ってみた
10月6日（月）桜城橋月待会に参加し、中秋の名月を見物してきました。普段から意識しないとあっという間に過ぎ去ってしまう日々を過ごしている私。そこで、月待会であえてゆったり月を眺めて季節を感じてみようと、この絶好の機会を逃さず参加。本記事では月待会を楽しんだ様子とともに、今後参加するときにより月待会を楽しむためのコツを少しだけお伝えできればと思います！（西村）
桜城橋 月待会とは（主催である岡崎星と遊ぶ会のnoteより）
毎月一度、桜城橋に集まって、月の出を待つという「月待会（つきまちかい）」を実施しています。地球の自転を感じ、人間が本来持っている自然のサイクルを取り戻しリフレッシュしましょう！
飲んだり食べたりするもよし、おしゃべりするもよし、写真を撮るもよし、俳句を詠むもよし、ただ見ているだけでも感動しますよ。
みんなで自由なひとときを共有し、一緒に月の出を楽しみませんか？
10月は中秋の名月・特別版！
月に一度、満月の日付近で岡崎星と遊ぶ会が開催している月待会ですが、今回は中秋の名月ということで特別版での開催でした。
毎月、事前にnoteで告知があり、その月の見どころや楽しみ方が紹介されています。（日程は満月にあわせているのでだいたい想像できる、というか決まっています。）
桜城橋月待会（中秋の名月）を10月6日に開催します
毎回、その月の月待会の楽しみ方をちょっと教えてくれるのでフォローしておくことをオススメします。
この日はあいにくの曇り空。雲越しの月を待ちながら
当日は雲がかかり、月がうっすらとしか見えない空模様。
「今日は見えるかな…」と少し心配しながら18時前に会場へ向かうと、すでに橋の上にはちらほらと人の姿が。最終的には20名を超える参加者が集まりました。
橋の上では特別なお月見の日ということでいつもより大きな天体望遠鏡や普段はないTVモニターなど色々な物がでているな、という印象です。
橋の上にはお月見の看板やお供え物が並び、特別な夜の雰囲気。
雲の切れ間に見える月を待つ間、バイオリンの生演奏や「岡崎星と遊ぶ会」のスタッフによる月の話、ホシゾラクイズ、望遠鏡を通したライブ映像配信などが行われました。
雲が流れていよいよはっきり月が見えるようになってからは、それぞれが思い思いに月を眺めて楽しみます。望遠鏡をのぞく人、橋の上に座る人、通りすがりに立ち止まる人、カメラを構える人…月待会参加者が同じ方向を向いて月を眺めていることで、桜城橋をたまたま通った人たちがなんだなんだと月を見る。つかの間の時間の共有。これこそが月待会のパワーだと思っています。
筆者も望遠鏡で月を観察してみます。クレーターによる凸凹までハッキリ見えて感動。その後、望遠鏡を通して撮影した満月
星と遊ぶ会の十八番「ほしあそびダンス」
そしておなじみの「ほしあそびダンス」も披露。今回は“秋の型”をみんなで踊りました。
♪～みなみのうおざのフォーマルハウト～♪の部分が特にお気に入りです。
春夏秋冬それぞれに型があり、踊りながら明るい星をもつ星座を覚えられる楽しいダンスです。一度聴いたら癖になる素敵な曲。ぜひチェックしてみてください。
https://note.com/hoshitoasobukai/n/na92de42b87f1
おまけ：宇宙兄弟ごっこで締め！
ほしあそびダンスを踊って、すごくいい気分になったので最後に宇宙兄弟ごっこをして帰りました。
宇宙兄弟を読むともっと月や星といった宇宙が身近になります。
It’s a piece of cake!
雲の流れで風を視覚的に感じたり、今まで知らなかった月や星の話を聞いて宇宙を少し身近に感じたり。普段はしない時間を過ごしたこの日から、たまに月を見上げるようになりました。近くにあるとわかっているけど、普段はあまり気にしない月をゆっくりじっくり眺めてみる、そんな機会をつくってくれるのがこの月待会です。
仕事に追われる中で近視眼的になっていた己を客観的に（宇宙のスケールで）見ることで、少し色々なことを急ぎ過ぎていたなぁと改めて思いました。だからといって忙しない日々は変わらないのですが。それでも、月に一度こうして月待会が開かれている、そこに集まる人たちがいる、ということ自体が私自身の安心につながっているような気がしています。月待会は毎月満月の日に開催されていますのでどなたでもお気軽に参加できます。そして、まずはゆったり月を眺めてみる時間をつくるのもおススメです。
今後の月待会スケジュール
この日この時間に桜城橋上へ行くと、望遠鏡を手に月を眺める人たちと出会えます。
まずは1回、気軽に参加してみよう！
・12月5日（金）19:00～20:30
・1月4日（日）19:00～20:30
・2月2日（火）19:00～20:30
・3月3日（火）19:00～20:30