レポート NEW
里山とまちのおいしい関係。今年もマルタ園にてぶどうづくり体験を実施しました!
6月14日(日)昨年につづき今年も駒立町にあるぶどう園「マルタ園」さんにて、ぶどうづくり体験を実施させていただきました。
今年はぶどう作り(ぶどうの傘かけ体験)に加えて、ぶどうの枝をつかった草木染め体験まで実施させていただきました。自然の魅力、農園の現状、そして人と人のつながりが生み出すこれからの時代の農園運営の可能性まで、たくさんの喜びや気づきに恵まれた一日にすることができました。マルタ園スタッフの池畑さんから当日の様子を丁寧にまとめた、素敵なレポートをいただきましたのでご紹介させていただきます。
******
先日はぶどうの傘かけ体験に来ていただきありがとうございました。
マルタ園には6万房ほどのぶどうが実るのですが、この時期、その一房一房にスタッフが傘や袋を丁寧にかけていきます。やってもやっても見渡す限りのぶどう、昨年に引き続きONE RIVERのみなさんに来ていただけて本当に感謝です。
ぶどうに傘をかけるのは何のためでしょうか?そんな園主のクイズから始まりました。
答えは「雨が当たらないようにして病気から守るため、鳥に食べられないようにするため」
本来ぶどうは鳥に食べて種を運んでもらいやすいようにこの形になっているけれど、人間にとっては食べられると困るから傘をかける、という話を時に相づちを挟んだり、頭上のぶどうを見上げたりしながら、みなさんよく聞いてくださっていました。
いざ、ぶどう(デラウェア)の傘かけ作業では、和気あいあいとした心地よい雰囲気に包まれていました。小学生の子どもたちも立派な戦力で、自分で傘をかけて「30いったよー!」と数を数えていたり、お母さんが被せた傘にホッチキスをするというように親子で協力して傘かけしていたり。中には0歳の赤ちゃんを抱っこしながら作業してくださる方や「不器用だけど、去年より上手くできた!」と笑顔で教えてくださる方もいて、心が温かくなりました。
最終的には6300枚もの房に傘がかかりました!
みんなでぶどう畑にしゃがんで、頭上を見上げ、緑の世界に白い傘がかかった景色を眺めている姿が印象的で、達成感や美しさを一緒に味わえたことが心に残っています。
作業後は、ぶどうジュースやワインで乾杯したり、ぶどうの枝を使った草木染めをしたり、園内散策をしたり、園主を囲んで話をしたりとゆったり里山時間を過ごしてくださいました。
私は、農業に携わるようになってまだ3年目、それまでは完全に消費者側だったのですが、生産者側を知ることで、こんなにも手がかかっていることを実感し、スーパーで「あ、もうデラウェアが並んでいる、どこ産のかな?いくらで売っているの?」と農産物を見る目が変わりました。今回参加してくれた中には子どもたちも10名ほどいて、実際に見たりやってみたりしたことが自分の生活や人生の中で何かの芽になるかもしれないと思うとなんだかわくわくもします。
改めて、昨年に引き続きマルタ園を訪れ、たくさんのパワーを分けてくださったONE RIVERのみなさん、本当にありがとうございました!(池畑早紀)