いつもONE RIVERの活動でお世話になっている浜松の鈴木陽一郎さん(+tic)が立ち上げた浜松家守舎キュウが主催する「walk and talk」というイベントにゲストとしてお招きいただきました。今回の会場は新川モール。ここは今は蓋をされていて見えませんが下に新川という川が流れているのです。その川に沿ってまずはまち歩き。
今回は通常の地図に古地図と地形図を重ね合わせることのできる特製の地図を事前にご用意し、それを使ってご案内しました。当日は20名ほどの方が集まってくださり、まち歩きスタート。この下には川が流れているんだという目で見てみると、かつて橋だったところに親柱だけが残っていたり、しばらく歩くと川が出現し歓声が。また、地形図を見ながら歩いてみると、坂道が山の一部であることや、川が低い位置に流れていることを体感と地形図を一致させて感じることができます。さらに古地図を重ねることで、その地形を活かしてまちがつくられていたことがありありと見えてきて、高台に上って一望した浜松の景色も、昔の人々が見ていた景色を想像することができ、これまでとは少し違って見えました。
まちを歩いた後は新川モールにてトークイベント。私たちの活動のご紹介と、この暗渠(川が蓋をされて見えなくなっている状態)になっている新川だからこそ面白がれそうなアイデアを話し合いました。浜松にもその地を愛し、楽しむ同志がいることがうれしく、次回は胴長を着て、懐中電灯を持ってぜひ暗渠に潜りましょう!と約束して浜松を去りました。(石原)

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本特集(playback!ONE RIVER)では2024年シーズンにONE RIVERで関わらせていただいた、様々な取組みの様子をスタッフが寄せた情熱のエッセイと写真とともにふり返ります。私たちの活動やそれに向き合う想いを知り、乙川に遊びに来たくなる。ONE RIVERに会いたくなる。そんなきっかけにしていただけたらと思います。






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