スノーピークビジネスソリューションズの皆さまをはじめ、たくさんの方々にご協力いただき、今年も殿橋テラス上に、ONE RIVERが考える水辺の拠点「殿橋テラス-RiverPortVillage-」を実現し、約2週間にわたる会期で運営させていただきました。
殿橋テラスは、殿橋たもとに設置された常設のオープンスペースであり、2016年から4年にわたって実施された社会実験の結果等を踏まえ、2021年に岡崎市の整備により完成しました。私たちは団体発足前からこれら実証実験の運営に関わるとともに、常設デッキ完成後も、2022年からの3年間、桜まつりの開催期間に合わせてデッキの活用事業を実施してきました。
私たちは、殿橋テラスに「川とまち、まちと森、人と人がつながる。かわまちづくりの拠点」というコンセプトをかかげ、この場所(拠点)をきっかけに、より多くの方に乙川を楽しんでいただくような各種コンテンツ、水辺や自然の中で過ごす心地良さを感じていただくようなスペース、さらには流域資源の活用により川を軸にした岡崎の新しい魅力や価値の発信に寄与するような場づくりを行いました。そして、昨年(3年目)はプロジェクト最終年として、これまで実施した拠点づくりに加え、他イベント等で生まれた乙川流域の魅力を楽しみながら学ぶことができる展示・クイズラリー等を実施しました。また、会期中に合わせて「River Port Journal vol.3」を発行し、殿橋テラスに寄せる私たちの思いを発行物を通して発信しました。
殿橋テラスが今後どのような活用をされると良いのか?それら問いの答えが現状見えているわけではありせんが、おそらく今後関わる人によって、まったく違った切り口での魅力を発信し続ける。そんな場所になると思います。ただ、その中のどこかに乙川の魅力が発信されたり、誰かの暮らしの豊かさを生み出すきっかけになるような場所になることを願っています。
実証実験期間も含めると6年間。この場所で奇跡みたいな出会いや出来事にたくさん出会うことができました。殿橋テラスは岡崎のまちを変革する。そんな世代を超えて愛される名所になると私たちは信じています。ありがとう!殿橋テラス。またどこかで必ず。(岩ヶ谷)

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本特集(playback!ONE RIVER)では2024年度シーズンにONE RIVERで関わらせていただいた、様々な取組みの様子をスタッフが寄せた情熱のエッセイと写真とともにふり返ります。私たちの活動やそれに向き合う想いを知り、乙川に遊びに来たくなる。ONE RIVERに会いたくなる。そんなきっかけにしていただけたらと思います。







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