ONE RIVERでお手伝いさせていただいている岡崎市の中山間地域への移住促進を目的とする「いったーんプロジェクト」。その取り組みのひとつとして京都からインスタライブを行いました。当日はQURUWAエリアのプロモーションでご一緒している(株)都市機能計画室の榊原充大さんと、京都府の亀岡市で地域の魅力的な資源を掘り起こし、地域の人と交わりながら、体験を通じてその魅力を伝えている一般社団法人foginの並河杏奈さんをゲストにお迎えしトーク配信を実施しました。

この日は、亀岡市と京都市内を歩き、夕方からトーク配信をするという欲張りな一日でしたが、その中で私が印象に残っているのは並河さんにご案内いただいた亀岡市のまちあるきです。
亀岡市には、まちの中心を保津川下りで有名な保津川が流れています。保津川は、古くから田畑に水を供給し上流の木材を運ぶためにも使われていたまさに生活のすぐ隣にある川だったようです。しかし一方で、度々氾濫もあり人々は水害にも悩まされていたそうです。今回実際に現地で見ると川の付近には霞提があったり、少し小高いところに旧道のような道があったりと川とともに暮らす人々の工夫を感じることができました。地形や歴史から、まちの成り立ちや、川と人の営みを読み解く力は乙川での活動を通じて培ったもの。その力を使って知らないまちを歩く旅は想像以上にワクワクするものでした。トーク配信でも、まちあるきのおかげで、お二人の言葉から自然と風景を思い起こすことができました。これからも、自分の五感や心で感じることを大切にしながら、様々なまちを歩いてみたいと思います。(石原)

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本特集(playback!ONE RIVER)では2024年シーズンにONE RIVERで関わらせていただいた、様々な取組みの様子をスタッフが寄せた情熱のエッセイと写真とともにふり返ります。私たちの活動やそれに向き合う想いを知り、乙川に遊びに来たくなる。ONE RIVERに会いたくなる。そんなきっかけにしていただけたらと思います。









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