2024.8.2 俳句ワークショップのための本宿フィールドワークを行いました。
昨年8月、本宿小学校と山中小学校での俳句ワークショップに向けて、講師の後藤麻衣子さん(句具)とともに、本宿駅周辺でフィールドワークを行いました。建設中の(仮称)三井アウトレットパーク 岡崎を見学したり、旧東海道を散策したり、旧本宿村役場で資料を拝見したりしながら、本宿のまちの雰囲気を感じつつ、ワークショップの企画内容を検討しました。
後藤さんは、ご出身の岐阜で、まち歩きをしながら看板を撮影し、写真を使って俳句を詠む「看板俳句」というユニークなワークショップを実施されており、今回のワークショップでも、小学生に事前にまちの写真を撮ってきてもらい、それらを起点に俳句を詠み、そこから子ども達が感じる、まちの魅力を表現してもらうプログラムを実施したいと考えていました。
そこで、どのようなテーマが良いのか(何を撮影してもらうと良いのか?)、現地で可能性を探っているなか、本宿は歴史的な街並みが残りつつ、豊かな自然も身近に感じられる、歩いていて心地よい地域だと感じることができ、子どもたちには、より身近な日常へ目を向けてもらい、そこからまちの魅力を再発見してほしいという思いから「通学路で見つけたまちの色」というテーマを設定することにしました。
俳句ワークショップは昨年12月に無事開催でき、その時に詠まれた俳句は、現在、アウトレットパークの建設予定地の仮囲いで展示されています。子どもたちの力作をぜひご覧ください。(山田)
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本特集(playback!ONE RIVER)では2024年シーズンにONE RIVERで関わらせていただいた、様々な取組みの様子をスタッフが寄せた情熱のエッセイと写真とともにふり返ります。私たちの活動やそれに向き合う想いを知り、乙川に遊びに来たくなる。ONE RIVERに会いたくなる。そんなきっかけにしていただけたらと思います。



