愛知県岡崎市の乙川を拠点に活動する市民団体ONE RIVERが主催して、公開トークイベント「OTO AIR」を5月3日(水・祝)に乙川河川敷にて開催します(啓発イベント「OPENING EVENT川びらき」内にて開催)。
当日はトークゲストととして『ハビタ・ランドスケープ』著者の滝澤恭平さん(株式会社水辺総研取締役、ミズベリング・プロジェクトディレクター)と大阪市中央区にある水辺拠点「β本町橋」を運営する杉本容子さん(株式会社ワイキューブ・ラボ代表取締役、一般社団法人水辺ラボ代表理事)をお迎えし、ゲストからの事例紹介を聞きながら、私たちONE RIVERの活動の意義や「自然と暮らす」を意識したこれからの活動のあり方、さらには、現在殿橋たもとで運営中の殿橋テラス-RiverPortVillage-を題材に水辺拠点のあり方などについて議論していきます。
お二人の話は自然や川を意識した暮らしを考えるという点において、とても一般的で本来もっと多くの方が意識して考えなくてはいけない根源的な問いに満ちた内容になっています。私たちは、このまちや子ども達にどんな未来を託していくことができるのか。少し先の未来を見据えながら、いまできるアクションを考える。そんなトークイベントにできればと思います。

【ONE RIVER_川びらき特設ウェブサイト】https://kawabiraki2023.studio.site/
★当日のライブ配信はこちらから:https://www.instagram.com/oneriver_otogawa/



公開トークイベント「OTOAIR」の詳細

第1セッションでは「自然と暮らすを考える」をテーマに滝澤恭平さん(水辺総研、ミズベリング)をゲストに迎え、自然と暮らしの関係やONE RIVERの活動を掘り下げていきます。第2セッションでは「川の拠点と公共性」をテーマに杉本容子さん(一般社団法人水辺ラボ)をゲストに迎え、大阪での実践紹介や現在開催中の殿橋テラス -RiverPortVillage- の向かう先や公共空間に求められる拠点の意義について議論していきます。
開催日:5月3日(水・祝)
時 間:【セッション①】11:00~12:30、【セッション②】14:00~15:30
場 所:乙川河川緑地左岸 殿橋下あたり ※川びらき会場内の特設会場にて
内 容:

セッション①「自然と暮らすを考える」

ゲスト:滝澤恭平
ランドスケープ・プランナー、博士(工学)。 株式会社水辺総研取締役、ハビタ代表、ミズベリング・プロジェクトディレクター。日本各地の風土の履歴を綴った『ハビタ・ランドスケープ』著者。大阪大学卒業後、出版社に編集者として勤務。2007年工学院大学建築学科卒業、愛植物設計事務所にランドスケープデザイナーとして勤務後独立。九州大学大学院工学府専攻博士課程で都市の水辺再生とスチュワードシップ研究で博士号を取得。水辺再生、グリーンインフラ、協働デザインが専門。地元の葉山でグリーンインフラの活動を行う。




【株式会社水辺総研_ウェブサイト】http://mizubes.com/
【ミズベリング】https://mizbering.jp/

タイムスケジュール:(進行:天野裕)
11:00~:趣旨説明
11:10~:ONE RIVERの活動紹介
11:20~:滝澤さんより事例紹介
11:50~:ONE RIVERレインガーデンプランターの紹介
12:00~:トークセッション(自然と暮らすを考える。ONE RIVERの活動の意義)
     モデレーター:滝澤恭平
     参加者:井上徹、岩ヶ谷充、天野裕、宮川洋一

セッション②「水辺の拠点と公共性」

ゲスト:杉本容子
株式会社ワイキューブ・ラボ 代表取締役、一般社団法人水辺ラボ 代表理事。1975年生まれ。杜の都仙台で生まれ、白砂青松湘南に育ち、水都大阪に生きるまちづくり好き。工学博士 /一級小型船舶操縦士 / 国内旅程管理主任者大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻博士後期課程単位修得退学
水辺や公園などパブリックスペースを活かしたまちづくり、市民とともに考え実践するビジョンづくり、まちの居場所づくりなどの活動を展開。民間特別任用で、橋下知事のもと大阪府都市魅力創造局の立ち上げも経験。2021年夏から水辺の拠点「β本町橋」の運営をスタート。コンサルタント、事業者、行政マン、研究者、NPO、観光ガイド、町会、お母さんなど、まちに関わる様々な立場を実践し、まちづくりの新しいアプローチにトライし続けている。
タイムスケジュール:(進行:岩ヶ谷充)
14:00~:趣旨説明
14:10~:殿橋テラス -River Port Village-の紹介
14:30~:杉本さんより事例紹介
15:00~:トークセッション(水辺の拠点の必要性。求められる公共性を掘り下げる)
     モデレーター:岩ヶ谷充
     参加者:杉本容子、井上徹、石原空子、天野裕、榊原充大(都市機能計画室)、滝澤恭平




【β本町橋ウェブサイト】https://hommachibashi.jp/
【株式会社ワイキューブ・ラボ_ウェブサイト】https://www.y3-lab.co.jp/


OPENING EVENT川びらきイベント詳細


今回のトークショーはONE RIVERが主催する「川びらき」のイベント内で開催します。
イベント名:OPENING EVENT川びらき
開催日:2022年5月3日(水・祝)10:00~16:00
会 場:乙川河川敷左岸(南側)殿橋下あたり
アクセス:名鉄東岡崎駅より徒歩10分
入場料:無料
ウェブサイト:https://kawabiraki2023.studio.site/
イベント概要:
OPENING EVENT「川びらき」は新しい公共、川の記念日、安全祈願、はじまりの1日、活動・団体紹介等をテーマに、乙川河川敷で親子で楽しんでいただける啓発イベントです。
具体的には、9つの体験アクティビティ(観光船運航、SUP体験、野鳥観察会など)やトークイベント、活動展示等を通じて、この場所の楽しみ方や心地よさを感じていただきます。本イベントは、いまは様々な理由で常態化が難しい活動やそれらによって生み出される風景を少し先の未来には当たり前の風景にすること。そのために乙川で日常的に行われているプログラムへの参加者やプログラム実施者の増進等も目的としています。
当日は、私たち(ONE RIVER)の活動紹介を行う展示スペースやゲストを交えたトークイベント等を行い、普段行っている活動やこれから目指しているものを多くの方と共有し、日常的に乙川を訪づれたり、プログラムに参加してくださる方を増やしていきたいと思っています。
また、乙川にまつわる自然・歴史・文化資源を体験し、深めることができるプログラムを用意し、ただ賑わいを生み出すだけではなく、イベントを楽しみながら乙川の環境学習につながるきっかけを設け、自分達が暮らすまちや乙川の魅力を再発見できるようなイベントとしたいと思っています。


ONE RIVERについて


私たち(ONE RIVER)は「乙川らしさ」が生まれる場所を目指し、おとがワ!活用実行委員会のメンバー及び乙川を活用したプログラム実施者が中心となって 2021 年 5 月に発足された市民活動団体です。所属メンバーは、2016 年よりはじまった「乙川リバーフロント地区かわまちづくり事業」の実施主体として、5 年にわたって乙川河川敷を対象エリアにした 水辺空間活用のプロジェクトを行ってきました。これまでの活動を通して見つけてきた、未来につなげたいこの場所の価値を伝えていくために様々な活動を通して、未来の日常につながる想いをカタチにしています。

団体名:ONE RIVER
代表者:井上 徹
事務局長:岩ヶ谷 充
設立:2021 年 5 月
URL:https://one-river.jp/

事業内容:

  • 大切にする価値・資源を発信しながら、事業の収益化に重点を置いた活動の基盤となる収益事業
  • 大切にする価値・資源の啓発に重点をおき、活動への協力者(パートナー)を増やすための啓発事業
  • 大切にする価値・資源の発信に重点をおき、各種活動への参加者(ファン)を増やすための発信事業
  • 団体の活動への理解者(サポーター)を増やし、波及効果を生み出すための渉外事業


【報道関係者向け】トークイベントin川びらき2023

【報道関係者向け】トークイベントin川びらき2023